岡山県新見市で「カルストだいこん」の出荷が始まりました。
丸々とした形で真っ白、甘くてみずみずしい「カルストだいこん」です。新見市南部の草間地区、標高400メートルのところにあるカルスト台地です。
昼と夜の寒暖差が大きいところで、火山灰を含んだ「黒ボク」といわれるきめ細かい土でダイコンを栽培しています。出荷初日の27日、生産農家の小林幹夫さんは朝霧の中、約1500本を収穫しました。
カルストだいこんはJAの選果場に運ばれ、専用の機械で土を落とします。
手作業で一本一本丁寧に洗うと、艶のあるダイコンに変身。等級ごとに仕分けられ箱詰めされました。
(JA晴れの国岡山 草間支店/小川善久さん) 「すごいおいしくてみずみずしくいいものに仕上がっております」
カルストだいこんの出荷は6月いっぱい続き、岡山県内や福山の市場に出荷するということです。