新見市で、甘くてみずみずしい春ダイコンの出荷が始まりました。
新見市南部に広がる標高400メートルほどの石灰岩を含むカルスト台地で栽培される「カルストダイコン」。
出荷を迎えた23日は、朝早くから収穫作業が行われました。
カルストダイコンは、「黒ボク」というきめ細かい土壌で昼と夜との寒暖差を生かして栽培され、みずみずしいのが特徴です。
選果場では、収穫したてのダイコンを機械で水洗いし、大きさや傷があるかないかで選別し、箱に詰めていきます。
(JA晴れの国岡山 草間支店営農担当/藤井善久さん)
「春先が少し天候不順で心配されたんですけど、5月になって雨も入って、真っすぐないいダイコンに仕上がっています。漬物やサラダにしてダイコン本来の味を味わってもらうのがいいかと思います」
カルストダイコンの出荷は7月上旬まで続き、岡山や倉敷の市場に送られます。