義務教育を受けられなかった人などが通う「夜間中学」の現状や課題について考えるシンポジウムが岡山市で開かれました。
「岡山に夜間中学校をつくる会」が開いたシンポジウムです。
夜間中学で長年日本語を教えてきた関本保孝さんらパネリスト3人が、夜間中学の現状や自身の経験を話しました。
夜間中学とは義務教育を受けられなかった高齢者や不登校の児童などのために、「学び直しの場」としての役割を持つ学校です。
岡山市ではボランティアが自主夜間中学を運営していて約230人が学んでいますが、公立の夜間中学の設置を求める声が高まっています。
(パネリスト/関本保孝さん) 「避けて通れない問題、そこをトップがきちんと将来を見据えて決断することが決定的に重要」