不動産取引の目安となる地価調査の結果が発表されました。香川県では182地点を調査し、「全ての用途」の平均変動率は28年連続の下落となりました。
2019年横ばいだった「商業地」は0.7パーセントの下落、「住宅地」は下落幅が0.8パーセントと2019年より大きくなりました。ここ数年は地価の上昇地点が増えていましたが、新型コロナウイルスの影響で経済活動が低調となり、再び下落傾向に転じています。
高松市では、宅地開発が進む市内南部の新興住宅地で分譲地が売れず、大幅に売値を下げたケースがあったということです。
また「商業地」は飲食業などの低迷から賃料引き下げの動きも強く、商業地で最も上昇率が高かった「高松市磨屋町2番」でも1.2パーセントの伸びに留まりました。