1955年の創刊以来、乙女のバイブルであり続けた少女漫画雑誌「りぼん」の特別展が25日、岡山市のデパートで始まりました。
岡山高島屋で始まった「特別展 りぼん250万人りぼんっ子大増刊号」です。
(訪れた人はー) 「私は『天使なんかじゃない』です、矢沢あいさんの。青春だね。少女時代に戻る感じで涙出そう」 「『ときめきトゥナイト』がどストライクの世代なので、小学生の頃は毎月買ってました。コミックスで見てた原画があるので感動しました」
少女漫画雑誌「りぼん」は1955年創刊の月刊誌です。1993年には最高発行部数255万部を記録しました。会場には時代を席巻した11作家の16作品の原画がずらりと展示されています。
作品ごとにブースがあり、印象的なシーンの原画を楽しめます。
1986年8月から1996年6月にかけて掲載され、それ以降も不定期で掲載されているさくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」。
ジブリのアニメ映画の原作となった柊あおいさんの「耳をすませば」の原画などが並んでいます。
お気入りの作品のブースで写真を撮る人の姿が見られました。
(松木梨菜リポート) 「『りぼん』といえば何といっても付録も魅力の一つですよね。会場にはおよそ150点が並んでいます。これをご覧になって懐かしいと思われる方も多いのではないでしょうか」
(来場者はー) 「これです、『天使なんかじゃない』が好きなので。全部当時のがあります。翠ちゃんだけ残してあとは今どこにあるかな」
特設ショップでは約300アイテムを販売しています。会場限定販売のオリジナルグッズもあります。
「特別展 りぼん250万人りぼんっ子大増刊号」は10月5日まで、岡山高島屋で開かれています。