車いすの利用者らが15日、「バリアフリーアイテム」を使って香川県小豆島の人気観光地「エンジェルロード」の砂浜を渡りました。
全国でビーチ事業を展開するNPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」の協力で、香川県土庄町と小豆島町が開いたイベントです。島内外から9家族22人が参加しました。
エンジェルロードは「大切な人と手をつないで渡ると、願いがかなう」とされています。
参加者は水陸両用の車いすに乗り換え、全長約200mのエンジェルロードの砂浜を家族と手を取り合いながら渡りました。
渡った先にある中余島で願い事を書いた絵馬を木の枝につるし、記念撮影などをして楽しんでいました。
(高松市から参加)
「砂浜なのでガタガタするかと思ったけどスラっと乗り心地がよく、海風も涼しくていいです」
(土庄町/岡野能之 町長)
「参加していただいたみなさんの笑顔を見るだけでやったかいがあったなと、今後の取り組みにつながるなと言うことを感じています」