今年の冬は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念されています。感染症対策などを考える講演会が9日、岡山市で開かれました。
岡山医療生活協同組合が開いた講演会です。
日本感染症学会の専門医で岡山協立病院副院長の杉村悟さんが、インフルエンザと新型コロナウイルスの違いなどを説明しました。
新型コロナは無症状でも感染力があり、ウイルス排出のピークが発症1日前という報告があるなど、対応が非常に難しいそうです。
また、過去に世界的に大流行したペストや天然痘などを例に、新型コロナ対策が長期戦になる可能性が高いと話しました。
(岡山協立病院/杉村悟 副院長) 「社会的な弱者が余計に生活ができなくなっている。社会的に支える運動とかそういうのも医療人はしないといけない」