寒い季節の感染予防に強い味方が登場です。
香川県東かがわ市の手袋メーカーが開発した冬用マスクが人気を呼んでいます。息の中に含まれる水分を熱に変える「発熱する」マスクなんです。
「発熱する」マスクを開発したのは東かがわ市の手袋メーカー「イチーナ」です。新型コロナの感染拡大を機にマスクの生産を始めました。
縫製せずに立体的に仕上げたニットマスクは今年3月の発売以来、約6万枚を売り上げました。
10月に発売した冬用マスク「発熱3Dニットマスク」は、大手繊維メーカーが開発したものより軽量で、通気性の高いポリエステル素材と吸水することで熱を持ち、保温力も高い綿を合わせることで暖かさと通気性を同時に実現しました。ニット製品ならではの伸縮性でつけ心地も快適です。
サイズは「レギュラー」と「小さめ」の2つ。色はこれまで白、黒、グレイの3色でしたが、7色に増やしました。
この「発熱3Dマスク」は既に約5000枚出荷していて、「イチーナ」では2021年2月まで、ひと月あたり3000枚ほど生産していく予定です。
(イチーナ クリエイト事業部/市場裕也さん)
「機能は今後もどんどん追求していき、女性客に向けたファッションやカラーバリエーションもどんどん充実させていこうと考えています」
「発熱3Dマスク」はネット通販でも購入できます。