最先端技術を使って農業をする日も近いかもしれません。高松市でスマートグラスの最先端技術が披露されました。
NTTドコモが報道関係者向けに最新のスマートグラス体験会を開きました。
スマートグラスとは、専用の眼鏡を顔に装着すると、作業手順など必要な情報がメガネの液晶画面に映し出される技術のことです。
人工知能を使って、サーバーからスマートグラスに作業の指示を行うシステムで、26日は農作業の手順を表示しました。
遠隔操作で農業を指導することで、新規参入した人や、あまり経験がない人に栽培技術を伝えることができます。
人工知能の質問に回答していくと、スマートグラスにししとうの収穫動画が表示されます。
両手が空いた状態で使うことができ、作業の妨げにならずに時間短縮の効果が期待できます。
さらに、別の機種を試してみると―
(中濱綾那リポート)
「目の前にキャラクターが出てきました。おお!打てました」
部屋の壁や天井、机の裏などから突如として現れる敵のロボットを打倒していくシューティングゲーム。
コントローラーで武器を操作して敵を攻撃します。
(中濱綾那リポート)
「あっという間の2分間でした。臨場感がかなりあるゲームでした」
(NTTドコモ四国支社・広報室/藤目雅子 担当課長)
「スマートグラスは、農業分野だけにとどまらず、いろいろな業種に応用していきたいと思います。新しいデジタル技術を活用して産業創出にもつなげていきたい」
このシューティングゲームは、高松市のドコモショップサンポート店で展示されていて、誰でも体験することができます。