西日本豪雨で堤防が決壊した倉敷市真備町の小田川では、堤防強化工事が進んでいます。地元の中学生が9日、工事を見学しました。
中国地方整備局などが工事の進捗を伝えるとともに、建設業に親しんでもらおうと開いた見学会です。
真備東中学校の1年生10人が、自動で測量できるドローンなど工事で使われる機械を見学しました。
また生徒は、重機での作業について事前に正確なデータを送れば自動制御で安全に工事ができることなどを学んでいました。
ICTを取り入れることで、工事の期間がこれまでの3割程度短縮できるということです。
(体験した生徒はー)
「事故が無いのがすごくいいと思いました」
「男の人とかが多く働いているイメージがあったけど、女の人でも働いたりしやすいのかなと思ったりしました。この工事が進むことで真備町が災害に強い町になったらとてもいいなと思います」
小田川の堤防強化工事は2022年3月末までに終わる予定です。