もうすぐクリスマス。今年は新型コロナの影響で自宅で楽しむ人が多いようです。
このため、お花屋さんではポインセチアなどの売れ行きが好調なんです。
可憐なスイートピーに真っ赤なバラ。香川県坂出市の生花店です。
(中濱綾那リポート)
「以前のようには外出がなかなかできない中、こうした色とりどりの花を自宅で楽しむ人が増えています」
今、よく売れているのがポインセチアとシクラメンの鉢植えです。特に、シクラメンの売り上げは2019年の同じ時期の約1.3倍に…。
(フラワーガーデン花工房/泉裕佳子さん)
「先週はポインセチアを入れたその日に半分以上は売れてしまったので。持って帰りたい、目に入るという方が多い」
新型コロナ禍で閉塞感が漂う中、少しでも明るい気持ちにと自宅に花を飾る人が大幅に増えています。お店の常連客も自宅で花を楽しんでいます。
(来店客は―)
「ちょうどテーブルの上にのせた時に良い感じの大きさ、赤とグリーンがこの季節にマッチするお花だと思う」
「もうすぐクリスマスで、コロナでどこも行けないので、小さな子どももいますし、家で少しでもクリスマスを味わえたら。真っ赤な色が鮮やかでうれしいです気分が上がりました」
クリスマスフラワーとも呼ばれるポインセチア。
シクラメンは香川県三豊市の農家で育てられたもので、いきいきとした存在感は、花鉢ならではの魅力です。
さらに、店主の泉さんに簡単に自宅を彩る方法を教えてもらいました。
作ってもらったのは、クリスマスにぴったりな1000円前後でできる小さなブーケです。
1本だけメインの花を選び、周りに引き立てる草花5本を添えていきます。
花を輪ゴムで束ねて茎の長さをハサミでそろえれば完成です。
(泉裕佳子さん)
「(Q.どれくらい日にもつんでしょうか?)毎日お水を替えてあげれば、1週間から10日間持つ。寒い場所であれば、2週間から1カ月持つ」
今年は「自宅でクリスマス」 大きなツリーが準備できなくても手軽にお花でクリスマスを演出してみませんか?