新型コロナの影響で飲食店に代わって配達する「配達代行サービス」の需要が高まる中、業界大手の企業が香川県でも事業を始めました。
サービスを始めたのは配達代行の大手「出前館」です。
人手が足りない飲食店に代わって配達する代行サービスの需要は、新型コロナウイルスによる「巣篭(すご)もり需要」で一気に高まりました。
「出前館」は4日にサービスを始めた香川県と徳島県を含む、全国32の都道府県でこの事業を展開しています。
「出前館」の特徴は、契約を結んでいる地域の運送業者などによる質の高い配送です。
四国4県の配達は徳島県を拠点とする物流会社「四国軽貨物」が務めます。
(四国軽貨物/百武兼信 代表取締役)
「どこの誰だかわからない人が運ぶのではなく、私どもが最初から教育して、何かあったときも責任を持ってお届けすることで皆様にご安心いただけるかと思っています」
香川県では45店舗ほどが「出前館」に登録しています。現在は拠点が1カ所のため、配達できるエリアは高松市中心部に限られていますが、早い段階で拠点を増やし新型コロナウイルスによる余剰人員の雇用にもつなげたいとしています。