岡山県でクラスターの発生が相次いでいることを受け、総社市が23日、企業を対象に感染対策の研修会を開きました。
研修会はオンラインで開かれ、製造業や建設業など総社市に事業所を持つ約50の企業が参加しました。
(川崎医科大学付属病院/平田早苗 看護師長)
「会社の中の換気の設備がどうなっているか、ご確認いただきたい」
川崎医科大学付属病院の平田早苗看護師長は、30分ごとに5分間事業所内を換気し、空気を取り込む窓を小さく、出る窓を大きく開けることを勧めました。
他にも従業員の体調が悪い時に仕事を休める環境の整備や、クラスターが発生した時に素早く情報提供ができる管理態勢が必要だと説明しました。
岡山県では12月に入って560人の新規陽性者が出ていて、13件のクラスターが発生しています。
(総社市/片岡聡一 市長)
「年末年始は気を引き締めてみんなでクラスターから身を守っていく、この態勢を総社市が全力を挙げて取り組んでいきたい」