人工知能「AI」が交通事故の危険度を予測した香川県のマップと、保険会社のドライブレコーダーを連携させて交通事故の防止に取り組むことになりました。
香川県と三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は交通事故防止に関する包括連携協定を結んでいます。
香川県は「AI」を活用して、過去約4万件の人身事故のデータなどから、交通事故の危険度が高い100カ所を示したマップを2020年3月に作りました。
それをもとに、保険会社が契約者に供しているドライブレコーダーが予測地点を通る時に、音声でドライバーに注意を呼び掛けます。
(三井住友海上火災保険/高樋毅 四国本部長)
「危険予測地点を事前にドライバーに知らせることによって、事故の削減効果は必ずあると確信しています」
この機能の提供は、2021年1月下旬に始まる予定です。