NEXCO西日本は現在、岡山自動車道の片側1車線で対面通行となっている区間の4車線化を進めています。
22日、その一部で対面通行が解消し、4車線化に向け一歩前進しました。
午後4時、岡山道の賀陽インターチェンジ付近約2キロメートルの間で走行車線が切り替えられました。
これで対面通行が解消し、今後、中央分離帯などを設置する工事が進みます。
ネクスコ西日本は現在、片側1車線の対面通行になっている岡山道賀陽インターチェンジから北房ジャンクションの間の4車線化工事を行っています。
高速道路交通警察隊によりますと対面通行の区間では過去5年間で2件、正面衝突の事故が起きていて1人が亡くなっています。
岡山道の4車線化工事について詳しく見ていきます。工事の対象となっているのは賀陽インターチェンジから北房ジャンクションの間です。
現在工事が進められているのは22日、対面通行が解消された賀陽インターチェンジ付近と高梁サービスエリアから有漢インターチェンジの間の2.7キロ、そして有漢インターチェンジから北房ジャンクションまでの4.7キロです。
2022年度中に全ての工事が終わる予定です。
22日に車線が切り替えられた賀陽インターチェンジ付近はこれまで片側1車線の対面通行でしたが、これが解消され、今後中央分離帯や標識などの設置を進めていきます。こちらは2021年の春ごろに完成する予定です。
岡山道の4車線化が進んでいることについて県の担当者は「周辺市町村の観光振興や産業振興に貢献するだろう」と話しています。