1月に実施される岡山県の全日制の私立高校の入試の出願状況がまとまりました。倍率は5.08倍で、2019年度を0.27ポイント下回りました。
岡山県私学協会によりますと、1月28日、29日に入試を行う21校の定員5415人に対して延べ2万7522人が出願し、倍率は5.08倍になりました。
2019年度を0.27ポイント下回っていますが、2014年度から5倍以上の高い水準が続いています。
倍率10倍を超えているのは、5つの学校の9つのコースです。最も高いのは、就実高校の特別進学コース「ハイグレードクラス」で、51.35倍です。
一方、県外からの出願者が約700人減っていて、県私学協会は「新型コロナウイルスの影響で県境を越えた受験をためらっているのでは」と分析しています。