香川県出身の画家・猪熊弦一郎の作品を「色」に注目して見る企画展が、丸亀市で開かれています。
会場には、猪熊弦一郎が赤や黄、青などで描いた作品57点が並んでいます。
全て「赤」のみで描かれている5つの作品を見てみると、同じ赤色でも作品ごとに少しずつ違っていて、1色でもいろいろな絵が描けることを表しています。
赤、黄、青の3色で描かれた「二つの門」は、バランスよく使われた3色の組み合わせや、細かい部分の色遣いが楽しめます。
抽象的な作品でも色に注目して見ることで、これまでとは違った発見や驚きがあるかもしれません。
この企画展は、丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館で3月7日まで開かれています。