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“ドライブスルー”で⁈ 新型コロナ禍で客が減少…イチゴ農園が新たな取り組み 香川・三木町

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 新型コロナ禍の中、試行錯誤が続いています。2020年からイチゴ狩りの客が減少する中、香川県三木町の農園では少しでも安心して旬の味覚を楽しんでもらおうと、新たな取り組みを始めています。

 香川県三木町にある観光イチゴ園「森のいちご」では、香川のオリジナルブランド「さぬき姫」をはじめ、白い「エンジェルエイト」や桃の香りがする「桃薫」など約15品種を楽しめます。

 2020年は新型コロナ感染拡大防止のため、イチゴ狩りシーズンの3月から5月まで営業自粛を余儀なくされました。

(森のいちご/大谷翔さん)
「例年は5月頭まで営業していたので、(2020年は)休園になり、この先コロナが続くのかと思うと不安になった」

 2021年も2度目の緊急事態宣言の影響で、1月と2月の売り上げは2019年の同時期と比べ約4割減りました。

コロナ禍で新たな取り組みも!

(中濱綾那リポート)
「人と接触したくない方はドライブスルーでイチゴ狩りを楽しむことができます」

 マスクを外し、食べながら話すことは感染リスクを高めるため、車の中から品種と数を注文し、その日朝に収穫したイチゴを持ち帰ってもらうドライブスルー販売です。

 通常のイチゴ狩りも開催していますが、「密」を回避するために全て事前予約制で、ハウスの中に一度に入れる人数を1時間に80人程度に制限しています。

 さらに県の補助金400万円を活用し、券売機2台とセルフレジも導入しました。

 今シーズンのイチゴ狩りは5月9日までです。

(森のいちご/大谷翔さん)
「今回新しくコロナ対策で、しないといけないいろいろな作業が増えましたが、皆と協力しながら例年より多い売り上げを目指して頑張っていきたい」

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