四国遍路の世界遺産登録を目指し、香川県の知事らが文化庁や文部科学省などに要望しました。
要望したのは、香川県の浜田知事や「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会の佐伯勇人会長など、四国4県の代表者ら5人です。
四国遍路を国の世界遺産候補に追加してもらえるよう、文化庁の宮田長官や、文部科学省の荻生田文部科学大臣などに要望書を渡しました。
(香川県/浜田恵造 知事)
「精神的、文化的に脈々と受け継がれているまれな文化遺産でないかと。地方自治体も経済界の方でも頑張ってほしいというような激励もいただきました」
四国遍路は2006年度に初めて世界遺産登録に挑戦しましたが、ユネスコに提出する国の暫定リストに入ることができませんでした。
文化庁の審議会が3月末に出す答申の中でリストを見直す方針が示される予定です。