岡山県では16日、31人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。
伊原木知事は軽症・無症状患者向けの宿泊療養施設の借り上げを新たに検討していることを明らかにしました。
16日、岡山県で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは岡山市で15人、倉敷市で6人など合わせて31人です。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「感染者の増加が止まりません。本県にも第4波が到来している」
岡山県では14日までの1週間の感染者は219人で、そのうち178人が変異型ウイルスでした。年齢別では20代、30代が全体の半数以上を占めていて、1人を除き軽症、無症状です。
岡山県は岡山市のホテル1カ所を借り上げて軽症・無症状患者向けの宿泊療養施設として運用していて、14日時点で137人の患者が入所、稼働率は約60パーセントになっています。
伊原木知事は県南のホテルを借り上げ、県内2つ目の宿泊療養施設にすることを検討していると明らかにしました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「全ての県民が感染者を減らさない限り、医療提供体制が近いうちに崩壊します」
また4月下旬に発行を予定していた岡山県独自の宿泊クーポンは延期すると発表しました。