自宅療養者の経過観察などで保健所の業務がひっ迫する中、総社市が自宅療養者の生活サポートなどを行う「支援室」を設置しました。
自宅療養者支援室は6月1日、総社市役所内に設置され、片岡聡一市長が看板を取り付けました。
業務にあたるのは市の職員3人です。買い物の代行など自宅療養者の生活のサポートや、体調面で不安がある場合は医師に電話を取り次ぐなどします。
市では支援室の設置にあたり、2021年度約4860万円を予算計上しています。
市によりますと現時点で市内で自宅療養中の人は5人ほどですが、5月中旬のピーク時には30人ほどいたということです。
(総社市/片岡聡一 市長)
「自分がいつ急変して呼吸困難になるかもしれない。不安と闘うことが一番怖いとよく言われます。心に寄り添っていくことが今一番大事なことだと思います」