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お遍路さんを癒やす日本最古の「電車」を守れ! 高松市のNPO法人が費用募る

 現役では日本最古の電車だった「ことでん」のレトロ電車が引退後、お遍路さんの「休憩所」として活用されています。雨漏りなどから車体を守ろうと、高松市のNPO法人がクラウドファンディングを行なっています。

 お遍路さんの接待などを行う高松市牟礼町のNPO法人88(エイティーエイト)の活動拠点の敷地に置かれたレトロな電車。

 2020年に現役を引退し、八栗寺と志度寺の間でお遍路客の休憩所として第2の人生を送っています。88の代表、笹尾正福さんが電車が引退後に廃車になることを知り、2020年12月に譲り受けました。

(NPO法人88/笹尾正福 代表)
「この電車には癒やされる、それが1番ですよね。自分の青春時代にタイムスリップする」

 1925年製造の20形23号は、1961年、近畿日本鉄道からことでんに移り、志度線や琴平線で活躍。2020年9月の引退時には、営業路線を走る電車として国内最古でした。

(野口真菜リポート)
「電気を通すことでアナウンス用のマイクも使えるようにした他、釘一本打たず昔ながらの雰囲気を残しています。ただ、歴史が長いがゆえの問題に直面しているんです」

(NPO法人88/笹尾正福 代表)
「(雨漏りの滴が)落ちよるとき、涙を落としている感じがしてね。こりゃなんとかせないかんなと」

 老朽化による雨漏りを受け、車体を守るための屋根を作る費用をクラウドファンディングで募ることにしました。

 返礼品にはオリジナルの乗車証や革の小物を用意しています。目標金額は400万円で、12日まで受け付けています。

(NPO法人88/笹尾正福 代表)
「1日でも早く屋根の設置ができればと。このままの状態で何年何十年この地でお遍路さんを癒やす、憩いの場にしてほしいというのが僕の希望です」

 クラウドファンディングは「READYFOR」のサイトで行っています。

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