14日、夏休みが始まるのを前に岡山河川事務所の職員が水辺の安全を確認しました。
安全を確認したのは、岡山県の東部を流れる吉井川の河口から約30キロの区間です。
瀬戸内市の吉井川河川公園親水広場では、岡山河川事務所の職員3人が、人が立ち入りやすい場所を中心に岩場の隙間などを点検しました。
(国土交通省 岡山河川事務所/富田紀子 管理課長)
「水位の上がり下がりで石の隙間にある土が抜けていっている状態なんです。こういうところがたくさん出てきているので、際の方でお子さんが遊んだ時に足を取られて転んでしまう、落ちてしまう、もしくは(足が)中まで入ってしまったらけがをしてしまう。そういった危険性があります」
こちらの河川敷では2020年8月に20代の男性がバーベキュー中に川に入り、死亡する事故が起きています。点検で見つかった隙間は、木や石で埋めるなどして修繕する予定です。
(国土交通省 岡山河川事務所/富田紀子 管理課長)
「今はキャンプもはやっていて普段来ない人も来るようになっているので、ちょっと止めとこうかなって所が何カ所かあります」
点検は16日まで、旭川水系と高梁川水系でも行われます。