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ORANGE RANGEが真備町でライブ! 被災地に3年越しの思い届ける 岡山・倉敷市

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 西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町で、5人組ロックバンド「ORANGE RANGE」が8日にライブをしました。被災当時からボランティア活動をしていた彼らにとって、このライブは3年越しの夢でした。

 7月末に再開した倉敷市真備町の「マービーふれあいセンター」です。

(20代 倉敷市玉島から)
「こういうふうに真備が復興したところも含めて元気いっぱい。声は出せないけど応援したい」
(40代 倉敷市真備町から)
「ORANGE RANGEのライブが初めてなのでドキドキですが楽しみたい」

 5人組ロックバンドORANGE RANGEの20周年ツアーです。

 新型コロナがまん延して以降、初めてとなる地方ライブを真備町からスタートさせたのは3年越しの思いがありました。

ORANGE RANGEメンバーの真備町への思い

(ORANGE RANGE ボーカル/HIROKIさん)
「必ずこの場所が復活したらORANGE RANGEのライブをやらせてくださいと僕たちの中で話し合っていて」

「今回こうやってやっと3年ぶりにマービーふれあいセンターが再開するということで、そのお祝いに駆け付けました」

 2018年、ORANGE RANGEはベーシストのYOHさんを中心に、西日本豪雨で被災した真備町を訪れ家財の片付けや炊き出しのボランティアをしました。

 8日のライブでは、当時、炊き出しとして配ったハンバーガーが飲食ブースに並びました。

(30代 倉敷市真備町から)
「ラコスバーガーやORANGE RANGEに支援をしていただいてとても元気づけられたので、また来ようと思った」
(倉敷市から)
「災害直後、みんな大変だったときに早くに足を運んでくれて災害復旧復興に手を貸してくださったバンドなので、地元で見たいなと」

(ORANGE RANGE ボーカル/YAMATOさん)
「うれしいね、ライブができるだけで。きょうはだから思いっきり、日頃のことを忘れるくらい楽しんでください」

 新型コロナ禍で発声やタオルまわしは禁止で行われたライブ。被災地に3年越しのメッセージが届きました。

(ORANGE RANGE ベーシスト/YOHさん)
「あの時からずっとバンドで戻ってきたいという気持ちが強くて。まだその時はライブができる状況でもなかった」

「まず自分ができること、バンドでできること、一つ一つ積み重ねてそれからの実現だったので、自分たち的にも意味のある、ただ来るだけではないストーリーがある、自分たちとしても感じるもののあるライブだった」

(ORANGE RANGE ボーカル/HIROKIさん)
「特別な場所であの盛り上がりはうれしかった。音楽というものを通して真備町のサポート、支えになれたのかと」

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