西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町で13日、小学生が河川工事で使われる重機などを体験しました。
倉敷市真備町を流れる小田川近くの工事現場に薗小学校の6年生36人が訪れました。
(緊急治水対策河川事務所/町優貴さん)
「堤防というのは川の水が増えて、その水が川からあふれたときに水が直接町に入るのを防ぐ役割をします」
実際に河川を掘削している重機などにも乗り、工事の規模の大きさを体験しました。
高所作業車からは堤防の様子がよく見えます。
(体験の様子)
児童:「あ、あれが二万橋?」
河合さん:「そう二万橋」
(三幸工務店/河合尚幸 現場所長)
「堤防が前は上が3メートルくらいだった、それが7メートル、倍くらいになる。大きくして強くして、今度は災害から守れるように」
(参加した児童は―)
「堤防が今どんなふうか分かってびっくりした。(Q.最初怖がってたけど?)はい、もう慣れました」
Q.どんな町になったらいい?
「水害に強い町」
「水害が起きない町」
小田川と高梁川の合流点付け替え工事は7月1日時点で約半分が終わりました。
(参加した児童は―)
「みんなのために働いてくれてすごいなと思った。復興のために、みんなのためになることを頑張りたい」
「あまり近くにいなくて知らなかったけど、すごい工事なんだと知った。西日本豪雨の被害とかを伝えられるようにいろんなことを工夫して説明したい」
6年生は今後も西日本豪雨に関することを調べてまとめ、2学期に下級生の前で発表する予定です。