住宅火災で亡くなる人を減らすための最適な避難方法を検討する会が岡山市で始まりました。
24日に行われた検討会には、岡山大学大学院や岡山市消防局、自主防火クラブの代表などが参加しました。
岡山市消防局管内では、1年間に約10人が住宅火災で亡くなっています。これは、住宅火災10件のうち1人が死亡している割合です。
死者を減らす取り組みの一環として、岡山市消防局と岡山大学、VR(バーチャルリアリティ)のソフトを開発する会社は、火災が起きた時の最適な避難方法を研究します。
仮想空間で住宅火災を体験してもらい、その時の避難の仕方をデータ化して分析するというものです。
VRのソフトは9月に完成予定で、死者の多くを占める高齢者から体験してもらうということです。