新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国は緊急事態宣言の対象に岡山県などを追加することを決定しました。
先ほど行われた国の対策本部で正式に決定したものです。
現在13都府県に出している「緊急事態宣言」について、国は、岡山県など8道県を追加します。
適用期間は27日から9月12日までです。
岡山県では8月20日から岡山市と倉敷市がまん延防止等重点措置の対象となっています。
しかし、感染拡大が止まらず、23日までの1週間で人口10万人当たりの新規感染者数が87.9人で、ステージ4の目安の25人を大きく超えています。
岡山県の伊原木隆太知事は25日朝、報道関係者の取材に応じました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「全国的にみても岡山の状況が厳しいということで宣言対象に加えられた。やはりこれは大変な事態だと」
伊原木知事はこのあと午後6時半から県の対策本部会議を開き、県民への要請などを決定します。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「結局、県民の皆さんがどういう行動をするかで実際には決まっています。いかに昼も夜も外出を極力抑えて、新たな感染をつくらないようにする。それに尽きる」
この状況に街の人は――
(70代の人は―)
「もうちょっと早くそういうあれはやられたらよかった」
(80代の人は―)
「なんか分からないが、よく(緊急事態)宣言が出る。もっと長くしたらいい。期間が短いと思う」
(高校2年生は―)
「10月に修学旅行がある予定ですが、今の状況だと厳しいと思うのでちょっと不安」