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「待ってました!」岡山県の飲食店への要請解除 約1カ月半ぶりに再開するモンゴル料理店

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 まん延防止等重点措置が解除されたことを受け、10月1日から岡山県の飲食店では時短営業と酒類の提供停止の要請が解除されています。岡山市のモンゴル料理店では約1カ月半ぶりの営業再開に向け、準備に追われていました。

 10月1日夕方、営業を再開した岡山市のモンゴル料理居酒屋「青空アイル」です。
 オーナーの石邨善久(いしむら・よしひさ)さんは営業再開にあたり、忙しく準備をしていました。

(青空アイル オーナー/石邨善久さん)
「いよいよ待ってましたというのが正直なところです。期待ももちろん大きいんですけど、不安を感じる部分も正直ありますね」

 石邨さんは、新型コロナの感染拡大防止と県による時短営業や酒類提供停止の要請により飲食需要は見込めないと考え、8月中旬から9月30日まで店を休業しました。

 厨房では内モンゴル出身のシェフ、トゥ・インジュウさんが羊肉を塩ゆでした伝統料理「チャンスマハー」の下ごしらえをしています。

(青空アイル シェフ/トゥ・インジュウさん)
「うれしいですよ。モンゴルは羊肉。文化ではないけど食べ物を皆に伝えておきたい」

 県は9月30日まで、まん延防止等重点措置の対象地域の飲食店などに対し午後8時までの時短営業と酒類を終日提供しないよう要請してきましたが、措置の解除に伴い、要請も10月1日に解除されています。

(青空アイル オーナー/石邨善久さん)
「お酒が出せないとちょっと経営的にも厳しい部分はありますね。(Q.お酒が出せるようになるのは?)そうですね、一安心といいますか」

 店内にはモンゴルの伝統的な楽器「馬頭琴」や民族衣装も飾られています。

 感染を防ぐため現在は中止していますが、衣装は店に来たお客さんが自由に着て楽しむためのものだそうです。

(青空アイル オーナー/石邨善久さん)
「岡山でモンゴルのお料理をはじめ、モンゴル文化と触れる機会というのはなかなか無いかと思うので、モンゴル文化を発信していく場所でありたいと」

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