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豪雨被災者向けの仮設住宅16戸 撤去進む 今後は全国の被災地へ 岡山・倉敷市

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 3年前の西日本豪雨で被災し自宅の再建が困難な人のために建てられた仮設住宅の撤去が11日、岡山県倉敷市で始まりました。

 撤去作業が行われるのは、倉敷市船穂町の柳井原仮設団地の住宅16戸です。

 この仮設団地では2018年9月のピーク時には50世帯、119人が入居していましたが、入居者の自宅の再建が徐々に進み、2020年9月には35戸を撤去しました。

 9月7日に全ての入居者が退居したため、残る16戸の撤去に着手しました。11月下旬に作業を終える予定です。撤去された住宅は、全国各地で災害が起きた場合に使われるということです。

 西日本豪雨で倉敷市に整備された6つの仮設団地のうち、「みその」と「岡田」でも撤去が進んでいて、2022年3月末の作業完了を予定しています。

 残る3カ所の仮設団地には、9月末時点で11世帯、26人が入居しています。

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