香川県宇多津町の中学校で「ものづくり」について学ぶ出前授業が行われました。先生は建築を学ぶ高校生です。
宇多津中学校の1年生に向けて出前授業をしたのは、坂出工業高校建築科の3年生8人です。ものづくりを身近に感じてもらいたいという中学校からの依頼を受けて初めて行われました。
高校生たちは柱と柱の間に木材を斜めに入れて強化する「筋交い」などの建築技術を説明しました。
(釘打ちを指導する高校生)
「もうちょっと長く持った方がいいよ、後ろ持って」
中学生たちは実際に丈夫になったのかを確かめていました。
(中学生は―)
「年も近いし、話しやすかった。自分で作るっていう楽しさもある」
(高校生は―)
「自分がやってきた技術とかを他の人に教えて、自分の技術を再確認できる機会があってとても良かったと思う」