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冬の味覚「じねんじょ」の初堀り 今年はまっすぐ大きく育つ 香川・さぬき市

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 香川県さぬき市特産の芋「じねんじょ」。今年の収穫が始まりました。

(赤木由布子リポート)
「じねんじょは波板の上で育てられていて、ひっくり返すとすごく立派なじねんじょが出てきました。1メートル以上ありますかね。ずっしりと重いです」

 さぬき市大川町の南川地区でじねんじょ栽培に取り組む農家が集まり「初掘り」を行いました。むかごを種芋に育て、収穫するまでに2年かかります。

 2021年は台風の被害もなく9月に晴天に恵まれたため、まっすぐ大きく育ち、長いものは約1.2メートルあります。

(南川自然薯研究会/頼富勉 会長)
「まずまずの例年以上の出来栄えじゃなかろうかと思います。南川の地理地形を生かした特産物ということで皆さんにPR、召し上がっていただければと思います」

 南川地区は山間で水はけがよく昼夜の寒暖差が大きいため、じねんじょの栽培に適しています。

 2021年は13軒の農家で合わせて5000本から6000本の収穫を見込んでいます。

 初掘りの後、収穫したばかりのじねんじょをいただきました。

(赤木由布子リポート)
「すっごい粘り気なので落ちてきません、つややかです。いただきます! 粘り気が強いんですが、ふわふわとした触感です。口に入れるとじねんじょの自然な甘さを感じられます」

 じねんじょはとろろご飯でいただくのもいいですが、すったじねんじょと三杯酢を混ぜたものをのりで巻いた料理も絶品。団子にしてお鍋に入れるなどアレンジもできます。

 18日に収穫が始まったじねんじょは、11月28日から南川自然の家で1キロ800円から3200円で販売されます。

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