岡山県倉敷市のジーンズメーカーがブライダル業界向けの新商品「エンゲージデニム」を開発しました。
エンゲージデニムはカップルで経年変化を楽しむためのジーンズです。使い続けると味わいが出るデニムの特性をいかし、結婚の記念などで手に入れてもらい時間をかけてカップルだけの味わいを楽しんでもらおうという狙いです。
開発したのは「桃太郎ジーンズ」を展開する倉敷市のジャパンブルーで、22日は関係者を集めて説明会が開かれました。
(ジャパンブルー/眞鍋寿男 社長)
「新型コロナ(の影響)を介して、結婚式のあり方、また生活そのものも変わってきました。その中で二人の時を刻んでいただくようなデニムを提案したい」
おしりのポケットにはカップルで一対となるように、それぞれの左側と右側にラインを施しています。また、革パッチには記念日や名前を記すこともできます。
藍染めした糸を使ったジーンズ2本とTシャツやバンダナとセットで17万1600円。糸切れなどを無料で修理する10年保証がついています。
(ジャパンブルー/眞鍋寿男 社長)
「できれば20~30年。そしてボロボロになれば、バッグみたいな形になって再利用することにつなげて欲しい」