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香川をデザインした男・和田邦坊の「ラッピングバス」が登場 大阪ー琴平間を運行

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 香川県琴平町出身で画家やデザイナーとして活躍した和田邦坊の作品をあしらったラッピングバスが12月1日から大阪ー琴平間を走ります。

 新型コロナ禍で打撃を受けた琴平町の観光をアートで盛り上げたいと、琴平バスが善通寺市の灸まん美術館と協力して制作しました。

(赤木由布子リポート)
「和田邦坊がデザインした『灸まん本舗石段や』の和菓子の包装紙のデザインがバスに描かれています」

 カラフルな原色を用い、筆で書き下ろした独特なタッチは和田邦坊らしさが出ています。

 車体後部には邦坊が愛着を持って描いた琴平駅前にある高灯篭の絵を取り入れています。

 さらに、バスに乗ると……?

(赤木由布子リポート)
「バスの後部座席を改造し、邦坊の作品を集めたギャラリーを作りました」

 邦坊がプロデュースした丸亀うちわは高松城が描かれていて、香川の魅力、琴平の魅力を感じてもらえる場になっています。

 邦坊の名はあまり知られていませんが「香川のデザインは邦坊のデザイン」と言われていて、邦坊がパッケージなどのデザインを手がけた香川県民にはおなじみの物産品が並びます。

(灸まん美術館/西谷美紀 学芸員)
「香川の旅の最初に出会うアーティストとということで和田邦坊を紹介しているので、旅のお土産を買う楽しみにもつながればいいかなと思っています」

(琴平バス/楠木泰二朗 代表取締役)
「身近な大都市圏・関西から新しい琴平を見ていただくきっかけにしたいなと思っています」

 このバスは12月1日から1日1往復、大阪と琴平の間を走ります。

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