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コロナ禍のアーティストに発表の場を 丸亀町商店街で作品展 高松市

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 高松市は2021年度から新型コロナの影響を受けているアーティストを支援するための事業を行っています。2日には、商店街でアーティストによる作品の展示が始まりました。

 新型コロナの影響でいろいろな文化芸術活動が制約を受ける中、高松市は2021年度、アーティストの発表の機会を作る事業を展開しています。

 2日朝、丸亀町商店街では、高松市在住の美術家・カミイケタクヤさんが展示の準備を進めていました。

(美術家/カミイケタクヤさん)
「こういう機会をもらえてよかったなって本当に思います。コロナが収束してもこの事業すごくいい事業だと思うので、継続してもらえたらいいなと思います」

 作品名は「Loading platform/at the moment」。カミイケさんが10年ほどで撮りためた国内外16カ所の映像をその土地で手に入れたものとともに展示しています。

(記者リポート)
「映像を通して、カミイケさんが見た風景やその土地の記憶を辿ることができます」

(美術家/カミイケタクヤさん)
「今の時点での記憶を一つの絵に描くように映像インスタレーションにしたということです。僕の頭の中を見てるんだなって思って見てもらってもいいですし、自分の中のこういう映像っていうのもきっとあると思うので、そういうものを思い出してもらうっていうのもいいと思うので、自由に楽しんでいただければ」

 「アート・シティ高松」文化芸術創出事業では、カミイケさんの他にも6組アーティストが公募で選ばれています。

 このうち5組は映像作品で、今後、高松市のホームページなどで公開する予定だということです。

(高松市 文化美術振興課/富田詩帆さん)
「高松市民の皆さまがレベルの質の高いアートを楽しんでいただけるような物を制作していただけたらと思っています」

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