香川県のホテルや旅館などの宿泊の状況が今年10月は改善傾向だったことがわかりました。
香川県のホテルや旅館などで作る組合が行ったアンケート調査には84の施設が回答しました。
その結果、今年10月の宿泊客はおととしの同じ月の57.2%と、9月より20ポイント高くなりました。また11月の予約はおととしの同じ月の53.6%でした。
組合は「香川県の観光キャンペーンと紅葉のシーズンが重なり改善がみられた」としています。
一方、12月の予約は2019年の同じ月の38.7%にとどまっていて、組合は「旅行者が感染状況を注視して旅行を控えている」とみています。
香川県は12月末が期限の独自の観光キャンペーンについて、隣接する岡山や愛媛など4つの県に対象を広げて期間を2022年3月10日まで延長する方向で調整を行っています。