2021年12月に行われたパラスポーツのアジア大会のパワーリフティング競技で優勝したおかやま山陽高校の大宅心季選手が、学校に優勝を報告しました。
おかやま山陽高校自動車科2年の大宅心季(おおや・しき)選手は2021年12月、バーレーンで行われた「アジアユースパラ競技大会」のパワーリフティング競技で95キロを記録し、優勝を果たしました。
11日に学校で優勝報告会が開かれ、大宅選手は大会で獲得した金メダルを披露しました。
小児がんで生まれつき両足が不自由だった大宅選手は、ボディビルをしていた父親の影響で、小学6年生の時に競技を始めました。
現在は放課後や休みの日に、自宅がある広島県福山市で練習を行っています。
(おかやま山陽高校 2年/大宅心季 選手)
「今後パラリンピックに出場するのが大きな夢ですし、国際大会などたくさん出場しないといけないので経験もたくさん積んでいきたいと思っています」
大宅選手は、1月29日に東京で行われる全日本選手権に出場する予定です。