岡山県は、岡山市・倉敷市以外の5つの保健所で業務がさらにひっ迫した場合、県の事務職員ら最大200人を派遣できるよう体制の整備を進めています。24日、岡山県庁で職員向けの研修会が開かれました。
派遣された場合、職員は患者の行動歴を聞き取る「積極的疫学調査」を担当することになっています。研修会では、患者の不安な気持ちに寄り添ったり体調を気遣ったりしながら、聞き取り調査を行うことが大切だと学びました。
岡山県では1月、既に保健師や薬剤師約300人を、県内の保健所に応援で派遣しています。
(研修会に参加した職員は―)
「相手が熱を出したりしんどい状況で聞くことをあまり意識していなかった。気を付けないといけないと感じた」