南海トラフ地震などに備え、災害ボランティアのスキルアップを図ろうと重機の使い方の講習会が高松市で開かれました。
災害ボランティアの養成や連携を深めるために1月に発足した「四国災害ボランティアネットワーク」が初めて開いたものです。
県内の農家や会社員の男女10人が参加し、被災地の復興支援を行っている大阪の団体のメンバーから小型ショベルカーの操作を学びました。
今後30年のうちに70%以上の確率で起こるとされている南海トラフ地震では、四国が孤立する恐れがあり、地元で重機を扱って復旧作業を行うことができる災害ボランティアが求められています。
(参加者は―)
「動かしてみて体で感じないと、動かせないかもしれない」
「人間の力と全然違いますね。やっぱり災害の時にはこういうの役立つと思いました」
(四国災害ボランティアネットワーク/藤井節子 代表)
「どこかで困った人がおった時に『行けるよ』という、すぐに立ち上がってくれる人たちがどんどん増えていっていただいたらいいなと思います」
四国災害ボランティアネットワークでは今後、四国4県でさまざまな講習を行いたいとしています。