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早明浦ダムの貯水率が平年を20ポイント以上下回る 香川用水「第1次取水制限」開始

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 高知県の早明浦ダムの貯水率が低下していることを受け、香川用水への供給量を20%カットする「第1次取水制限」が始まりました。冬に取水制限に入るのは23年ぶりです。

(宮川周三リポート)
「こちら、普段は下から水が出ている噴水です。きょうから水が止まっています。貼り紙には『停止中』と書かれています」

 香川県は節水のため、サンポート高松の噴水を停止しました。香川県庁では約130カ所のトイレを対象に洗面所の水圧を半分ほどにする作業が行われています。

 四国地方整備局によると、早明浦ダム周辺で降った雨の量は2021年12月、2022年1月ともに平年の40%ほどしかありませんでした。早明浦ダムの貯水率は18日午後5時現在60.0%で、平年を20ポイント以上下回っています。

 冬に取水制限に入るのは23年ぶりです。県庁東館の玄関には県民に節水を呼び掛ける看板が設置されました。

(香川県水資源対策課/松平和也 課長補佐)
「大きな県内への影響は(今は)ないと思いますが、冬場なので夏のような集中豪雨で一気に貯水率が回復することはないと思いますので、皆さまに節水を心掛けていただきたいと思っております」

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