ウクライナ情勢の悪化などによる原油価格の高騰で、岡山県と香川県でもレギュラーガソリンの平均価格が先週より高くなりました。
(山下佳乃リポート)
「こちらのお店では、1週間で3円値上がりしました。これだけ値上がりするのは珍しいということです」
石油情報センターの発表によりますと、2月28日時点のレギュラーガソリンの1リットル当たりの価格は、岡山県では平均で166.7円、香川県では平均で171.6円でした。
ウクライナ情勢の悪化などによる原油価格の高騰を受け、1週間前と比べると岡山県で0.7円、香川県で0.3円アップしました。
(利用者は―)
「すごく高くなっていますよね。また戦争が始まって、急にまたこれから高くなるっていうのが不安。なかなか満タンにも入れられず、だいたい半分くらいにしています」
「結構車に乗るので、ガソリン代もちょっと家計を苦しめている要因の1つになっている」
「(価格が高くなって)嫌ですけど、仕方ないかなと。また(価格が)落ち着いてきてほしい」
(ENEOS 久米加 松縄店/田中汰良さん)
「お客さんからの声はありますね。『ガソリンが高いけん安くしてくれ』とか。(売り上げは)半分くらいかなと思います。去年よりかは結構下がっていると思います」
石油情報センターによりますと、ガソリン価格の値上がりは今後も続く見通しだということです。