岡山県北に春の訪れを告げる花「アテツマンサク」が新見市で見頃を迎えています。
(アテツマンサクを育てる/柴田光政さん)
「今年のマンサクは1週間から10日くらい遅れて咲いた。暖かくなってからいっぺんに咲いた」
アテツマンサクは、植物学者の牧野富太郎が新見市の山でみつけたマンサクです。当時、新見市は阿哲郡だったことから、アテツマンサクと名付けられました。
新見市大佐の柴田光政さんは1ヘクタールほどある自宅の裏山でアテツマンサクを育てていて、見学者に無料で開放しています。
冬枯れの雑木林の中、黄色いアテツマンサクの花が鮮やかに咲いています。
柴田さんによるとアテツマンサクは3月17日ごろまで楽しめるということです。