四国電力は30日、火力発電に必要な石炭について、ロシアから輸入する予定だったものを他の国のものに切り替えることを明らかにしました。
四国電力は2021年度、火力発電に使う石炭の約1割に当たる30万トンをロシアから輸入しました。
新年度も輸入する予定でしたが、四国電力の長井社長は、ロシア軍のウクライナ侵攻を受けてオーストラリアなどの他の国からの輸入に切り替えることを明らかにしました。
その上で、今後の情勢によってはロシアからの輸入を再開する可能性もあるとしています。なお、ロシアからの輸入がなくても新年度分は調達できる見込みだということです。
(四国電力/長井啓介 社長)
「しっかりと調達していくということが必要ですので、今後のいろんな状況も踏まえながら長期の取り組み方針を考えていかないといけない」