新型コロナによる利用者の減少を逆手に取った取り組みです。高松空港の駐車場にオンラインと実店舗を融合した新しいタイプのアウトレットショップが限定オープンします。
高松空港の駐車場に並んでいるのは期間限定のアウトレットショップ!
トレーラーハウスにファッションブランド「GAP」など3店舗が営業していますが、そのスタイルがちょっと変わっているんです。
(山下佳乃リポート)
「お店の中のものは全てサンプルです。商品を実際に手に取って、気になるものがあればこちらのQRコードを読み取ります」
手軽に商品の在庫を確認した上で購入まで行うことができます。この店舗は、全国9カ所でアウトレットショップを展開する三菱地所・サイモンが運営していて、四国では初出店です。
(三菱地所・サイモン/柿崎一則 部長)
「コロナという観点では、リアルな場でのショッピングではなくてオンラインでのショッピングで良いんじゃないかなというところがあるかなと思いますが、できればお客様には直で触っていただいて、お客様に気に入っていただいて買っていただくのが正しい姿だと思う」
高松空港の2021年の旅客数は約60万人で、新型コロナ禍前の3割ほどにとどまり、駐車場の利用者も減少しています。
(高松空港/小幡義樹 社長)
「空港というのは通過する場所であるんですけど、それだけではなくて空港に行ってみようと皆さんに思っていただけるような場所にしていけると良いなと思います」
こちらの店舗は、3月11日から5月8日まで高松空港の駐車場で営業する予定です。