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香川・三豊市の国道11号で車線の切り替え 2023年春の4車線化に向け一歩前進

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 香川県三豊市の国道11号では渋滞緩和のため4車線化の工事が進んでいます。3月31日は走行車線の切り替えが行われました。

(記者リポート)
「三豊市のゆめタウン三豊前の国道11号です。道路の拡幅工事が行われていました。車両はこれまで東側を通っていましたが、切り替え工事が行われ、これから西側を通行することになります」

 2023年春に4車線化されるのは、国道11号の一部区間です。東は三豊市豊中町上高野の讃岐豊中IC付近から西は本山小学校付近までの1.3キロメートルです。

 通行車線を切り替えて工事を進めるために、3月31日午前10時過ぎ、車両の通行を停止しました。その後、進入路に置いていたバリケードを撤去します。

 約3分後、切り替えた車道での車両の通行が始まりました。

(四国地方整備局 香川河川国道事務所/藤原浩史 建設専門官)
「今まで走行していた部分を切り替えまして、今まで走っていた部分を今度、整備を進めていく形になります」

 香川県の西部、西讃地域では国道11号の慢性的な渋滞が問題となっています。

 4車線化の工事は国土交通省の香川河川国道事務所が渋滞を緩和するために行っているものです。対象は三豊市と観音寺市にまたがる4.6キロメートルの区間で、総工費は203億円です。

 そのうち1.3キロメートルの区間は、3月31日の車線切り替えで2023年春の4車線化に向けて一歩前進しました。区間全体の4車線化がいつ完成するかはまだ決まっていません。

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