香川県の3月の有効求人倍率がまとまり、前の月と同じ水準になりました。
香川労働局によると、香川県の3月の有効求人倍率は前の月と同じ1.54倍でした。求職者は4044人で、2021年の同じ月と比べて1.9%減少しました。
一方、新規求人は8224人で、2021年の同じ月と比べて6.7%増加しました。このうち宿泊業と飲食サービス業は28.1%増えました。
香川労働局は、まん延防止措置の解除や瀬戸内国際芸術祭の開催を受け、観光地の宿泊業からの求人が増えた他、飲食業でも調理人などの人材確保に向けた求人が出されたとしています。
県内の雇用情勢について「新型コロナウイルスの影響は一部残るものの持ち直している」としています。