高校生が描いた「原爆の絵」の巡回展が岡山県内で開かれています。
この巡回展は、戦争の記憶を若い世代に受け継ごうと、新日本婦人の会岡山県本部が広島平和記念資料館から作品を借りて開いているものです。
このうち、赤磐市立中央図書館には広島市立基町高校の生徒が描いた30点の「原爆の絵」を展示しています。
生徒は被爆体験者の話を聞いて「光の具合」や「肌の色」など当時の様子を細かく確認し、約1年かけて作品を完成させました。
この巡回展は、17日からは美咲町立柵原図書館と鏡野町中央公民館で開かれる他、5月29日までに岡山県内合わせて6つの会場で開催されます。