岡山県産の木材を民間の建築物に多く利用しようと協定が結ばれました。
協定は岡山県と住宅メーカーのライフデザイン・カバヤ、県木材組合連合会の3者が締結しました。
民間建築物における地元木材の利用を拡大するため2021年に法律が改正され、事業者と自治体が協定を結び取り組むための制度が設けられました。この制度での協定締結は中四国で初めてとなります。
締結によりライフデザイン・カバヤは今後、5年間で約1万立方メートルの県産木材の利用を目指し、木材組合連合会は安定供給に努めます。
(ライフデザイン・カバヤ/窪田健太郎 社長)
「(岡山県産と外国産の木材は)コスト面でもほぼ似通った形になってきている。ここは一気にアクセル踏んで地域にも貢献できる、お客様にも貢献できる、そういう体制ができたことによって我々はまい進していきたい」
(岡山県木材組合連合会/田中信行 会長)
「(岡山県は)ヒノキの出荷量が10年間で5回以上日本一になっています。供給できるよう体制をつくって実際に供給してまいりたい」
岡山県は岡山県建築士会とも県産木材の利用促進について協定を結びました。