6月は土砂災害防止月間です。岡山市では24日、職員らが土砂災害の危険箇所を点検して回りました。
岡山市や岡山県の職員など6人が、災害が起きたときに一人で避難することが難しい要配慮者が通う福祉施設の裏山の斜面など市内3カ所を点検しました。
点検箇所には2018年の西日本豪雨で斜面が崩れた場所もありました。山の斜面に亀裂があったり、湧き水の色が濁っていたりすると土砂災害の危険が高まっていると判断できるそうです。
(岡山県砂防ボランティア協会/国本健司さん)
「水が噴き出している様子もないし、特に崩れそうな所も見受けられなかったので、注意してよく見ましょうという『危険度B』という評価かなと」
(デイサービスぬくまり/河本慶子さん)
「(利用者の)年齢は平均84~85歳です。雨が降るという情報を早めからチェックして、安全のために臨時休業するということもしていかないといけないのかなと」
岡山県では、1万2711カ所が土砂災害警戒区域に指定されています。