インターネットを介して個人が直接モノやスキルを取引する「シェアリングエコノミー」を四国でも広めようという動きが出ています。
一般社団法人 シェアリングエコノミー協会が、全国で6番目となる四国支部を立ち上げ、高松市で記念イベントを開きました。
「シェアリングエコノミー」とは空き部屋や駐車スペース、家事や育児の代行など、個人が持つ資産やスキルをインターネットを介して個人同士や、企業・自治体と直接取引する経済の動きです。
協会では法整備に向けた政策提言や普及啓発活動を行っています。
(シェアリングエコノミー協会/石山アンジュ 代表理事)
「日本が今抱えるこの社会の地域課題、そして分断や孤独の問題、さまざまななものを解決するのがこのシェアだと感じております」
四国支部の代表を務める、銀行員で映画監督の香西志帆さんは「地方で子育て中のお母さんも、時間と場所に縛られずに社会で活躍できることを広めたい」と語りました。
四国支部には香川県や高松市、4つの企業が加盟していて、今後、オンラインの講演会などを開いて会員を増やしたいとしています。