夏休みを前に、20歳未満の喫煙を防ごうと、香川県高松市で街頭キャンペーンが行われました。
高松市の商店街にたばこの業界団体の会員ら約20人が集まり、通行人に啓発用のティッシュを配りました。
「日本たばこ協会」が毎年7月を「20歳未満喫煙防止強化月間」と定めていて、今回の取り組みはその一環です。
成人年齢は18歳に引き下げられましたが、20歳未満の喫煙は法律で禁止されています。
(高松たばこ販売協同組合/間島実 理事長)
「我々売る側だけではなくて、みんな市民を通じて全体で子どもさんを守っていこうという活動です」
香川県警によると、香川県で2021年の1年間に喫煙で補導された20歳未満は142人でした。
15日の活動に参加した「高松たばこ販売協同組合」は、県内の高校に啓発用のポスターを配るなどして20歳未満の喫煙防止につなげたいとしています。